エレベータ保守契約比較
メーカー系と独立系の違い
メーカー系メンテナンス会社と、独立系のメンテナンス会社の違いを紹介します。
メーカー系
メーカー系とは、「メーカーのメンテナンス部門」又は、「直系列のメンテナンス専門会社」の事を言います。自社系列機種を独占的に保守を行うため、保守点検料が高価なのが一般的です。
独立系
独立系とは、どこのメーカーの系列にも属さず、メンテナンス専業として保守点検を行っている会社です。三好エレベータもこの独立系に属します。メーカー系に比べ、様々な経費が大幅に少ないため適正な保守点検料を実現しています。
メーカー系から独立系に変更することのメリット・デメリット
メリット
メーカー直系列ではないため、費用的に低価格を実現できます。
また、メーカー系に比べ、地元のメンテナンス専門の会社ということで、お客様にはより身近に感じていただけ、より繊細なサービスが提供できます。
また、メーカー系に比べ、地元のメンテナンス専門の会社ということで、お客様にはより身近に感じていただけ、より繊細なサービスが提供できます。
デメリット
メーカー直系列の方が心理的に安心感があります。
但し、同一内容の契約である限り、サービス内容にまったく差はありません。修理部品の供給も問題なく行う事ができます。
但し、同一内容の契約である限り、サービス内容にまったく差はありません。修理部品の供給も問題なく行う事ができます。
保守金額で比較
下の表が一般的なメーカー系での保守点検料と独立系での保守点検料の一例です。
ご覧のように同じ契約であれば年間約20万ほど経費節減になりますし、FM契約からPOG契約に見直すことによって年間約40万ほどの節減になります。
ご覧のように同じ契約であれば年間約20万ほど経費節減になりますし、FM契約からPOG契約に見直すことによって年間約40万ほどの節減になります。
FM契約
| POG契約
| |||
メーカー系
| 独立系
| メーカー系
| 独立系
| |
月額
| \63,000
| \45,000
| \45,000
| \28,000
|
\18,000削減
| \17,000削減
| |||
年額
| \756,000
| \540,000
| \540,000
| \336,000
|
\216,000削減
| \204,000削減
| |||
10年
| \7,560,000
| \5,400,000
| \5,400,000
| \3,360,000
|
\2,160,000削減!
| \2,040,000削減
|
※この表は平成17年度の事例をもとに製作しています。
契約内容で比較
それぞれの契約内容について細かい違いを紹介します。
内容的に、臨時の修理費用を必要としないFM契約は、常に保守会社の判断で予防保全のための部品交換をお客様に負担をかけることなく行います。
その点、POG契約はお客様の判断の上、部品交換を有償で行います。
内容的に、臨時の修理費用を必要としないFM契約は、常に保守会社の判断で予防保全のための部品交換をお客様に負担をかけることなく行います。
その点、POG契約はお客様の判断の上、部品交換を有償で行います。
FM契約
| POG契約
| |
内容
| 定期的点検、故障対応、各部品を、機器の状態に合わせて交換することを内容とした契約です。
| 定期的点検、故障対応、管理仕様範囲内の消耗品の交換を行います。
|
含まれない物
| 乗場の扉、三方枠の塗装。
かご室内の貼りもの・塗装。 床材の修理・貼り替え 意匠変更による改造、新しい機能の追加、制御のリニューアル、新規取替え等。 | 上記以外の部品の取替え・修理は別途料金が必要です。その度見積もりを提出いたします。
|
メリット
| 一時的な高額出費を要しません。
10年以内での高額工事はロープ交換があり、通常30万円程度かかりますが、この契約内に含まれます。 | FM契約に比べ月々の保守契約料が割安になります。
|
デメリット
| 月々の保守契約料が割高になります。
| 契約外で比較的高額となるロープ交換等、部品交換・修理費用等についてあらかじめ予算処置を講じておく必要があります。
|